pacemっていうARアプリ的なものを作った

去年のbellumに引き続いて今年もハッカソン的なことをやりました。 今年作ったのはGPSと端末のジャイロセンサーを使ったARアプリ的なもの。 ハイブリットアプリとして動作させる予定だったのだけれど、アプリとしてコンパイルしたら上手く動かなかったので実際にはwebサービスになってます。

動く状態のものがwebで公開しているので試してみてください。新しめのandroidなら動作すると思います。 開発リポジトリも公開してありますのでそちらもどうぞ。

pacemとは?

AR空間上にビーコンという目印みたいなものを置くことができるアプリです。 ビーコンは誰でも見ることができるので、集合場所を伝えたりするのに使えるような気がします。

使用にはアカウントが必要ですが、IDとパスワードを決めるだけで登録できます。適当です。

サーバーサイド

去年と同じくnode.jsのサーバーで、socket.ioを使って通信しています。 データベースにはnode-sqlite3を使用。SQLは便利だね、やっぱり。 ホスティングはMicrosoft Azureを使いました。

クライアントサイド

three.jsを使って3Dの実装を行ないました。背景に出てる映像はMediaStream APIで取ったやつをvideoタグで流してるだけ。 3D空間の方をDeviceOrientationControlsっていうので端末の角度に合わせて回してやるとARっぽく。 位置情報はGeolocation APIを使いました。便利だねーHTML5。そのままだと取得に時間が掛かるので、適当にラッピングして使用。

アイコンなんかはgoogleが配布しているMaterial iconsをお借りしました。 手軽にそれっぽいUIが出来てありがたい。


去年よりもライブラリ自体は少ないのだけれど、なかなかヘビーな内容でした。ARって難しいね。まあ、それだけ面白くもあるのだけれど。